冒険空間

電源ゲームとミシンなどの趣味を楽しむブログです。

最近作ったもの roll Jack(メッセンジャーバッグ)

roll [http://roll.shop-pro.jp/]の型紙から、メッセンジャーバッグのJackを作りました。
作った感想などを書いておきます。

rollという、主にポーチや小物などの型紙を販売しているサイトで、この型紙を購入して作りました。

rollの型紙は、PDFで買えて、家庭用のプリンターで印刷できるので便利だと思います。その代わり印刷物の貼り合わせがありますが、家庭用プリンターのサイズなので仕方がないですね。

製作にかかった時間は、裁断に6時間、製作に12時間で、計18時間程度です。根を詰めて2日で作り終えました。

形を整えていなくてすみません…



今回作ったJackは、正規の作り方だと、必要な生地のパーツ数が計12個と少なめで、作るためのハードルが低くて良かったです。
私はショルダーテープを買ったものにして、バッグの外に付けるポケットを省いたので、必要な生地のパーツ数は9個でした。


私はショルダーバッグやメッセンジャーバッグはショルダーテープを左肩←(正しくは右肩です。間違えました失礼)にかけるのでファスナーは作り方とは逆方向に付けました。

ショルダーテープも、右肩がけの状態で、前でショルダーテープの長さを調節できるように方向を合わせました。たしか、ファスナーを閉めた時に、ファスナーの引き手が前に来るようにして、ショルダーテープも調節できる側を前に付けたと思います。

ショルダーテープの長さは、パターンレーベルのフェイバリットショルダーの長さを参考にしてメンズサイズの160cmを選び、切って付けました。しかしこのサイズは私には長すぎました。まあ調節できるようにアジャスターと角カンを使用していますし、短いよりはいいのでよしとします。
ショルダーテープはほつれ止めにピケを塗っておきました。火であぶってもいいようですが、危ないのでピケにしておきました。塗ったらしばらく放置して乾かす必要があります。

ショルダーテープの付け方も、パターンレーベルのフェイバリットショルダーでの付け方を参考にしました。
アイビーテープは3枚重ね程度なら、家庭用ミシンで縫うことができました。


作り方の、「おもてぶくろをつくります。」では、C布にA布を縫い付ける際は、手縫いで生地を縫い付けてから、ミシンで縫いました。手芸では常識的なことなのか、作り方にそういう解説はついていませんでしたが、ここは忘れないようにしたいところです。

他にも、縫い代は割っておく必要があるなど、図では縫い代を割った状態が書いてありますが、文章で説明はされていないので、この点も注意したいところです。

作り方でよくわからなかった点もありました。ショルダーテープにはさむB布の処理をどうするのか詳しく書いてなくて、ほつれが見えるように縫ってしまいました。強度がちょっと心配です。ここをどうするかはまた考えないといけませんね。rollに質問してみた方がいいかもしれませんが。



他に失敗したなと思った点は、生地です。外布、内布どちらの生地も色が綺麗ですが、見た目の雰囲気が合っていなかったと思います。内布が夏素材っぽい質感だったので、起毛している外布の冬物感と合ってなかったのですね。外布の起毛デニム生地をメインに質感を合わせればよかったと後悔しました。


ファスナーは両開きの方が便利なのですが、ユザワヤでファスナーを見た時に、40cmで質感や雰囲気がかっこいいものは、今回使ったファスナーだけでした。なので利便性を犠牲にしてこのファスナーにしています。ビンテージ風でかっこいいです。

(ファスナーを逆向きで撮ってしまいましたが、バッグを背負う際は、左が体の前に来るようにして使います)



正規の作り方では、バッグの外側の背中側にポケットを一つ付けられるのですが、私はバッグの外側についているオープン型のポケットは使わないので省きました。まぁファスナー付きだったとしても、背中側に当たると不快になりそうなので使わないでしょうけども。


Jackはメッセンジャーバッグとのことですが、恐らく自転車乗り用のメッセンジャーバッグとしては、使うのは難しいと思います。たぶん体の前に回ってくるでしょう。徒歩での移動のときなど、ショルダーバッグとして使うのがベストだと思います。


バッグ内側は、ポケットが一つのざっくりしたバッグなので、中身はポーチ類で仕切る必要がありますね。
A4のクリアファイルや本などは横向きにして入れることができます。
マチもありますので、結構物が入りました。
少なくとも私には丁度いいサイズでした。


Jackは、手縫いで押さえる箇所などを気を付ければ、割と簡単に作れると思いました。バッグとしては裁断する数も少ないですし、作り方は簡単でした。


最近雨が続いているのでまだ外に持ち歩いていません。
早く使いたいです。


[今回の製作に使用したもの]

本体:起毛カラーデニム/パープル(ネウラヤランカ) http://neula-ja-lanka.com/SHOP/1510C013.html
内布:ツイル(薄)/瑠璃紺(ネウラヤランカ) http://neula-ja-lanka.com/SHOP/1508C004.html

オルガンの厚地用ミシン針
#30番の糸 紫(ユザワヤ実店舗)
#30番の糸 青(ユザワヤ実店舗)
#30番の糸 黒(ユザワヤ実店舗)
50mmのアイビーテープ(AZ-NET手芸)160cm+16cmほど http://item.rakuten.co.jp/az-netcc/601353-50/
YKKの角カン(AZ-NET手芸) http://item.rakuten.co.jp/az-netcc/lt50/
YKKの50mmのアジャスター(AZ-NET手芸) http://item.rakuten.co.jp/az-netcc/1684-50/
YKKのコットンタッチファスナー40cmT560(紺色)(ユザワヤ実店舗)参考→http://www.swany.jp/shopdetail/000000009684/
ほつれ止め液ピケ(オカダヤ) http://www.okadaya-shop.jp/1/products/detail.php?product_id=24598
厚地用手縫い針