サターン版プリンセスメーカー2は、PC98からの移植作品だと思われます。
98版は非所持のため、98版とサターン版との違いは私にはわかりません。
これを買った当時はまだサターン本体が壊れていたため、エミュレーターで動作確認しました。SSFでBIOSなしで動作しました。
買ったのはサタコレ版ではなく通常版の方です。
ゲームのディスクは物理ドライブに入れて起動しました。
最近実機を購入したので、実機でも動作確認しました。スクリーンショットは実機からのものです。
ゲーム内容に関しては…
プリンセスメーカー2は、文字通り、天から授かった娘を育てるシミュレーションゲームです。世界観はファンタジーです。
プレイヤーは娘が一ヶ月の間どう行動するかのスケジュール管理をします。1ヶ月を3セクションに分けて、バイト、習い事、休息、バカンス、武者修行ができます。
それを10歳の娘が18歳になるまで繰り返します。
娘が歳を取るたびに、できるバイトが増えていきます。
プレイヤーは、大体の時間は結果を見るだけなので、気楽にプレイできます。
こう書くとつまらないように見えますが、最終的にどんな結果になるかが楽しみだったりするんですよ。
習い事はお金がかかるので、基本的にはバイトをさせて、たまったお金で習い事やバカンスをすることになります。
父（プレイヤー）の収入は、一年に一度、国からの俸給500Gのみです。娘の月にかかる食費は30G前後…娘を働かせないと、生活が相当に苦しいという現実が…(´・ω・｀)
娘のパラメーターは、多岐にわたります。
2では、最初に設定する娘の誕生日や血液型などによって、初期ステータスが変わります。感受性が高い子、気品が高い子であったり、いろいろです。
初期ステータスに合わせて、バイト先を決めると成功率が上がります。逆に、バイトに関連する能力値が低いうちは、バイトをしても成功できずにお金を得られないということになります。
バイトに行くことで、娘の能力は上がったり下がったりします。
バイトに失敗しても能力値が上がったかは覚えが無いです。すみません。
バイトでは、成功するとお金が得られ、失敗するとその日の分は給料から引かれます。
3と違って、娘が働いたりしている時のアニメーションは、成功すれば問題なく過ぎていきますし、失敗すれば娘が失敗した光景のアニメが表示されます。アニメと結果は一致しています。
プリンセスメーカーは、2までは、グラフィックや世界観がファンタジー的なせいか、武者修行と称してRPGパートがあります。
ゴールのあるフィールドを歩きまわり、モンスターとは1対1でドラクエ的な戦闘をします。システムは単純ではありますが、娘の能力がダイレクトに反映されますし、気分転換にもなります。
武者修行は、娘のスケジュールの一つとして設定できるので、不必要な場合は避けることもできます。
ゴールである町につくと、クリアとなって娘の戦士評価が上がります。
一年に一回、収穫祭が開催され、武闘会、王国芸術祭、ダンスパーティ、お料理コンクールが行われます。
私はまだ武闘会にしか参加していないので、武闘会の説明だけ書いておきます。武闘会は組み合わせをランダムに決めたトーナメント方式です。プレイヤーが状況判断して戦闘を行い、3人に勝てば優勝です。戦闘は娘の能力値がダイレクトに反映されます。
これらのイベントにより、娘を鍛えた結果を披露できますし、プレイヤーの目標にもなります。
私はPC98時代に1をプレイしていたので、このゲームが面白いということはわかっていて購入しました。
自分の選んだ行動が、最終的に結果にどう反映されるか、それが楽しみどころではないでしょうか。
私はRPGが好きなので、RPGパートがあるのはいい気分転換になります。能力は鍛えた娘のパラメーターが反映されるのも良いです。パラメーター育成要素とRPG要素は相性が良いと思います。
今では似たような、パラメーター育成してどうこうするゲームとしては、パワフルプロ野球シリーズしか無いですね。（他にもあったら教えてください(´∀｀)）
プリメも5まで出ているようですが、私は4,5はプレイしていないのでどんな内容になっているのか不明です。
