冒険空間

電源ゲームとミシンなどの趣味を楽しむブログです。

グランナイツヒストリー クリア後の感想

○グランナイツヒストリーとはどんなゲームか

【世界観】

世界はリスティアと呼ばれる地で、ログレスの動乱をきっかけにユニオン、アヴァロン、ログレスの三国が覇権を争っているという設定です。プレイヤーは三国のうちいずれかに所属し、騎士団を結成して騎士を育成し、戦争へと駆り出すことが目的となります。



【ストーリー】

ストーリーはプレイヤーが属するユニオン・アヴァロン・ログレスの三国で異なるようです。私はログレスに属しているのでログレスのことしかわかりません。GKHは1メモリーカードに1セーブなので。王に世界各地にある聖女の宝を探すことを指示され、探していくうちに大きい出来事に巻き込まれていくといった内容だったと思います。…すいませんちょっと忘れました。あっさりした内容なのであんまり覚えていないんですよね。


【育成】

育成は、騎士見習いを同時に四人までを騎士に叙任するまで育成するモードです。騎士見習いはナイト・アーチャー・ウィザードの三種類のジョブから選べます。三種類のジョブから更に三種類の小分類に分けられます。例:ナイト…戦乙女タイプ、聖騎士タイプ、重戦士タイプといったように分けられます。騎士見習いたちは、プレイヤー自身が、名前、ジョブ、タイプ、外見やボイスピッチ、性格やステータスを自分で決めることができます。

騎士見習いの期間はゲーム内日数で60日間で、それを過ぎると騎士に叙任して戦争に出られるようになります。見習い期間が終わったキャラを叙任するのはプレイヤーが好きなタイミングですることができます。叙任させず育成モードで使い続けることも出来ます。

騎士見習いは騎士団詰所で訓練証を消費して訓練をすることができます。訓練ではキャラの能力値をアップさせることができます。訓練すると、終了時にキャラ別にカードの絵柄でルーレットを行います。その絵柄によって能力の上昇値が異なります。失敗・成功・大成功があります。

騎士団詰所で訓練を行うには訓練証を持っていることが条件ですが、訓練証はストーリーを進めることや、サブクエストをクリアすることによって得られます。

ストーリーもこの育成モードで展開されます。


【バトルシステム】

スフィアリール・バトルという名前がついてますが、普通のコマンド式戦闘です。キャラはターン毎に割り振られるAPというポイントを消費して技を出して攻撃していきます。また3×4のフィールド上に、キャラを配置するのですが、それは育成モードで得た陣形を選ぶことによって配置されます。設定した陣形によって回避率や攻撃力などが変わってきます。陣形や技の使い方によって多彩な戦闘ができます。








【オンライン戦争】

このゲームの肝です。育成モードはオンライン戦争にキャラクターを出すためにあります。オフラインでも戦争は出来るらしいですが、なるべくオンライン戦争をしたほうが楽しめるのではと思います。オンライン戦争では、他のプレイヤーが作ったキャラに、勝つこともあれば圧倒的な能力差に愕然としたり、作戦負けしたりで楽しい戦闘ができます。


オンライン戦争では、1つの場所につき国が1vs1で争い、相手国より、画面下に表示されているポイントを多く稼ぐことが目標となります。貢献度は戦闘に勝っても負けても入ります。勝ったほうが得られるポイントは多いです。自分の貢献度がそのまま画面下に表示されている数字に反映されるわけではないので、自分の貢献度がどれくらい貢献しているのかはわかりませんが…




オンライン戦争では、手動(出撃)と自動進軍があります。

手動(出撃)は、プレイヤーが自分の育成したパーティを操作して、相手国のプレイヤーが自動進軍させたパーティか、もしくはNPCと戦うことになります。自分のパーティのレベルと近い相手とマッチングされます。

自動進軍は、自分の育成したパーティをCPUに動かせて戦場に送り込むことです。自動進軍は、全ターンの行動を自動で任せるか、3ターン目までの行動をキャラクター別に自分で設定することができます。キャラAは1ターン目はスカルファング、2ターン目は火消し草を使用、3ターン目は防御、といった具合に、細かく設定できます。技・アイテムはキャラが所持している中から個別に選べます。設定した動きをCPU戦でテストすることも出来ます。
設定が終わると、出陣となります。


最近では、3戦争ごとに自動進軍時の技やスキルの封印も設定されています。9/25の戦争では、技のインスタントデス、魔法のジャッジメント、サポートスキルの全力回避2が封印されていました。封印された技は自動進軍の時は使えないので注意が必要です。手動の場合は特に制限はありません。





なお、オンライン戦争に参加するにはインターネット環境と無線LANアクセスポイントが必要です。(2016年現在、オンラインサービスは終了しています)



【感想】

グランナイツヒストリーはただひたすらキャラを鍛えてコマンド式戦闘をするゲームであることは確かです。
このゲームを楽しめるかは戦闘が熱いと思えるかどうかで決まると思います。私は戦闘が楽しかったので楽しめました。

育成モードのゲームバランスは常にキャラと同等の敵が出てくるので好き嫌いが別れるでしょう。
こういったシステムは不評だと聞いているので(TES4Oblivionでも)、この仕様にしたのは勇気があるなとは思います。私はその都度適度に接戦が楽しめるので好きですが。
常にレベルと同等かそれ以上の敵が出てくるので、俺つえーがしたい人には向いてないです。

私は常に対等に戦える、適度に手強さを感じながらプレイ出来るこのシステムは好きです。
なので嫌いな人が多いというのは何故なのかよくわからないんですよね。

オンライン戦争では同じレベル帯のキャラとマッチングされますが、ステータスに差がある場合もあって、同等とはいえません。どうやら育成の仕方によって差がついてしまうようで。訓練したあとのパラメーター上昇時に、パラメーター上昇にボーナスが付くカードの絵柄を引き当てるルーレットをやるのですが、それで大成功を引き当てるまでプレイしている人もいるとか。
キャラ別に素質もあるようですが…まぁ普通はそこまでやりませんよね。

ストーリーはまとまってはいますがかなりあっさり目なので、濃厚なストーリーを求めている方には向いていません。

私としては、グランナイツヒストリーのような単純なゲームは好きです。ただひたすらキャラを好きに鍛えて、戦わせる…
昔、ひたすらキャラを鍛えてCPUキャラと戦うWindows付属ゲームのアリーナとか、名前忘れたけどフリーソフトのゲームにもはまったことを思い出しました。(思い出しました)フリーソフトRune Blade Fighters Advanceもひたすら自キャラを鍛えて戦うゲームで、これもはまりました。

音楽も良かったのでサントラは予約済みです。

9/26現在でプレイ時間は4日と20時間。最初の二週間はこのゲームばかりプレイしていたのを思い出します。今はさすがに飽きてきましたが、楽しい時間を過ごせました。