私の目的は電子書籍の閲覧で、32GBで完結できるだろうと思ってこちらを買いました。しかし後にGoogle Playを利用したり、音楽を入れようと思い、東芝の128GBのMSDAR40N128GというSDXCカードを買いました。
そしてアクシデントが起きました。
SDXCカードを本体に挿入していざ使おうと思ったら、エラーが出て使えませんでした。
なのでAmazonのカスタマーサポートのチャットを利用しました。
チャットサポートの担当者に、私が買ったSDXCカードは対応しているのか聞いてみた所、対応しているとのこと。
それからやり取りした所、PCではメモリーカードは認識して読み書きも問題ないことから、本体の交換をするという対応となりました。
交換として届いたKindle Fire HD 8に、件のSDXCカードを挿入すると、問題なく認識されました。
Kindleのハードの問題だったんですね。
なにはともあれ、故障箇所に早く気付けて良かったです。
本体側の32GBのみ使っていたら、後で故障に気づいて交換不可になってしまうところでしたからね。
Amazonのサポートの対応も、良かったと思います。
以下からは使った感触などを書いていきます。
【目次】
■広告の表示の解除
■他社の電子書籍を読む場合(BookWalker)
■Google Playを利用できるようにする
■音楽を聴く
■スピーカー
■タッチパネルの精度
■WiFiなどの検知
■重さ
◆総合的な感想
■広告の表示の解除
起動した時、またはスリープから復帰した時に、待機画面に広告が表示されます。
買う前は、広告が出るハードとは知りませんでした。
これを解除するには
「設定>アプリとゲーム>Amazonアプリケーションの設定>キャンペーン情報>ロック画面のキャンペーン情報をオフにすることで、広告の表示を解除しました。
広告の表示を解除した後に、壁紙を設定すると、ホーム画面も同じ壁紙が表示されるようです。
■他社の電子書籍を読む場合(BookWalker)
まずBookWalkerの電子書籍を読むために、Fire HD 8 タブレットのブラウザ経由で、Boolwalkerのサイトから、ファイルをDLしてアプリをインストールしました。
参考サイトは以下
『Kindle Fire端末でBOOK☆WALKERを使う方法』
https://bookwalkerstaff.tumblr.com/post/134521412487/kindle-fire%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E3%81%A7book-walker%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%86%E6%96%B9%E6%B3%95
個人的にはKindleよりBookaWalkerの方が機能的に読みやすくて好きです。なので角川の書籍はBookWalkerで買っています。
これもPCやiOSからの移行ですが、読んだ位置の同期はできるようです。
↑しばらく気付きませんでしたが、最近は、しおりを付けて、その場所にジャンプできるようになったようです。
■Google Playを利用できるようにする
次に、Google Playを利用するために、以下のサイトを参考にさせていただきました。
『root取得不要で簡単にFireタブレットでGoogle Playを動かす方法』
http://omolite.webcrow.jp/fire/google_play/
これでGoogle Playのアプリが使えるようになります。
試しに以下の2つのゲームで動作確認しました。
ファイアーエムブレムヒーローズで、ストーリーを4つ進めましたが、今のところは問題なくプレイできました。
Miitomoも普通に使えました。私はiOSからの移行でしたが、AndroidでもiOSからの続きを問題なくできました。
ただ、どうしてなのかわかりませんが、インストールできるものとそうでないものがあるようです。
私がiOSで気に入っていた、瞬間日記がGoogle Playのストアにあったので使いたかったのですが、インストールできませんでした。
■音楽を聴く
音楽を聴くために、AmazonのアプリストアからRocket Music Playerをダウンロードして使っています。このアプリは広告も無いですし、アプリ内課金はあるようですが、基本的にフリーで使えます。
Amazonのアプリストアと、Google Playで数本の音楽再生アプリを試しましたが、Rocket Music Playerが一番使いやすいと思いました。
Amazonのストアには、iTunesから曲とプレイリストをインポートするアプリのiSyncr(Rocket Music Playerの関連アプリ)があるようですが、Windows用ですと499円します。
ファイルのインポートはともかく、端末からプレイリストを作ることは大変なので、こうしたアプリを使うのもいいでしょうね。
私はお金をかけるのは微妙だったので遠慮しました。その分プレイリストは自分で作らなければならず、手間はかかりますが。
■スピーカー
スピーカーはiPod touch 5よりは音がいいです。
でも外部スピーカーやヘッドホンでないと、ちょっとつらい音質だと思います。
■タッチパネルの精度
指で操作した場合の話ですが、タッチパネルの感度は、たまに強く押さないと反応しないことがあります。また、所定の場所を押したつもりでも、ズレが生じたりすることもあります。これは市販のタッチペンを使えば、あまりズレることなく押せます。指では難しいところもあります。
iPod touch 第5世代と比べると、タッチパネルの反応がよくないですが、値段の差を考えると仕方がないです。
■WiFiなどの検知
Kindle Fire HD 8は、WiFiやBluetoothの接続の検知が素早いです。
自動的に接続したことのある端末にすぐに反応します。
↑のように感じたのは、私がiPod touch 5の設定を、自動検知にしていなかったからだと思います。
しかし、上記のことを考慮しても、Kindle Fire HD 8の検知は早いと思います。
■重さ
本体が369グラム+カバーの重さがあり、持つと結構重いです。
長時間片手で持っていると腱鞘炎になりそうです。
使用中に、定期的に手を離すなどの注意が必要だと思います。
立てかけられるように、Ankerの77ANSTAND-SAというスタンドを買ったのですが、カバーを付けている状態だと、ふたを重ねないようにすることで、使うことができます。
おそらくカバーを付けていない状態で使うことが想定されているのでしょう。
このスタンドは小さいながらも安定性があるので、縦・横ともに問題なくKindle Fire HD 8本体を支えることができます。
◆総合的な感想
使いやすい環境を整えるのに数日かかりました。まだ完全ではありませんが、とりあえず最低限の体裁は整えました。
最初からインストールされているアプリケーションは使いづらいものもあります。
Google Playは使えるようにしたほうが、アプリの選択肢が増えて良いと思いました。しかし、Google Playを使えるようにするためのインストールは普段からPCなどの操作に慣れている方でないと、ちょっと厳しいかもしれません。
ファイアーエムブレムヒーローズなど、新しいゲームがプレイできるのがとても嬉しいです。私のiPod touch 5は、iOS7で更新をせずに止めているので、プレイできなかったんですよね。
難点としては、本体が大きいので、これを日常的にバッグから取り出して音楽を聴く…というのは無理があります。移動時に聞く場合は、プレイリストを組んで、それをずっと聴いているならありだと思います。しかし、音楽を聴く場合はiPod touchくらいの大きさがベストだと私は思います。やはり小さいほうが取り回しがしやすいので。
Kindle Fire HD 8(第7世代)はタッチパネルの精度など、多少の問題はありますが、この値段なら問題なしです。今のところは満足しています。